iPhoneのバッテリー交換はどこでしてもらうか迷っていませんか？正規店と非正規店どちらかで交換することになると思いますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。

また、「値段が安い」「すぐ予約できる場所」「データが消えない」「修理時間が短い」など、検討理由もさまざまあると思います。

こちらでは、iPhoneのバッテリー交換をどこで出来るのか、正規店、非正規店の違いなどを合わせて解説しています。ぜひ参考にしてください。

目次

1. このような症状があればバッテリー交換のタイミングかも
   1. バッテリーの消費が早い
   2. アプリが頻繁に落ちる
   3. 電源落ち再起動が起きる
2. iPhone「設定」からバッテリーの劣化状態を確認できる
   1. 最大容量
   2. ピークパフォーマンス性能
   3. 劣化したiPhoneバッテリーの使用を続けると
   4. 起動できない
   5. バッテリー膨張
3. バッテリーの交換はどこでしてもらう
   1. 公式サービスと非正規店のメリットとデメリット
   2. iPhoneのバッテリー交換料金
4. iPhoneバッテリー交換の依頼前にやっておくこと
   1. バックアップデータを取っておく
5. Apple 公式サービスが受けられる場所
   1. Apple Store
   2. 正規サービスプロバイダ
   3. 大手携帯キャリア
6. 非正規店
7. バッテリー劣化の軽減について
   1. バッテリーを満充電にしない
   2. 充電はこまめにする
   3. 充電したままの使用は避ける
   4. 高温になる環境で使用しない
8. まとめ

このような症状があればバッテリー交換のタイミングかも

いつ頃、バッテリーを交換するのが良いのか、目安になる不具合について下記で紹介します。

バッテリーの消費が早い

バッテリーを充電して数時間後には、ほぼ充電がないようなことを繰り返すようであれば交換が必要かもしれません。

バッテリーの性能が落ちると、充電の最大容量が少なくなるので、バッテリーの消費が早くなります。

アプリが頻繁に落ちる

アプリが頻繁に落ちる事があれば交換のタイミングかもしれません。十分な電力供給ができないことで、CPUの性能が低下してしまいアプリが落ちてしまうことがあるからです。

iOS、アプリの更新で解決することがありますが、できなければバッテリー劣化が原因の可能性があります。

電源落ち再起動が起きる

電源が落ちる、勝手に再起動されるようでしたら、バッテリーに原因があるかもしれません。

再起動や強制再起動で元に戻ることがありますが、状況が変わらないようであればバッテリーの劣化を疑ってみてください。

iPhone「設定」からバッテリーの劣化状態を確認できる

いつ頃、バッテリーを交換するのが良いのか、目安になる不具合について下記で紹介します。

iPhone「設定」からバッテリーの劣化状態を確認できる

最大容量

「設定」→「バッテリーの状態」→「最大容量」

ピークパフォーマンス性能

「設定」→「バッテリーの状態」→「ピークパフォーマンス性能」

劣化したiPhoneバッテリーの使用を続けると

バッテリーの劣化を放置して電池を交換しないと、さらなる故障につながってしまいます。最悪、完全に壊れてしまうこともあります。

起動できない

バッテリーの劣化によりiPhoneが起動できなくなることがあります。充電もできなくなってしまい、まったく使用できなくなってしまいます。

バッテリー膨張

バッテリーの劣化が原因で膨張してしまうことがあります。画面を押し上げて液晶にダメージを与えたり、本体が壊れたりします。

バッテリーの交換はどこでしてもらう

Appleの公式サービス（Apple Store、正規サービスプロバイダ（正規店））か、非正規店でバッテリー交換をしてもらうことができます。また、「持ち込み修理」か「配送修理」かも選ぶ事が可能です。

非正規店でバッテリー交換をしてもらうと、メーカー保証から外れてしまう可能性が高いので、「保証あり」の方は、Appleの公式サービスを利用すると安心です。

しかし、保証加入をしていない場合は、非正規店でバッテリー交換してもらうメリットがあるので、正規サービスと比較して、よりご自身にあっているサービスを選択してください。

絶対NGなのは、自分でiPhoneのバッテリー交換をする事です。メリットよりもデメリット、リスクの方が大きいからです。

公式サービスと非正規店のメリットとデメリット

iPhoneのバッテリー交換料金

iPhoneバッテリー交換の依頼前にやっておくこと

バッテリー交換前にやっておけば安心できることがあります。

バックアップデータを取っておく

データのバックアップは取っておくと安心です。必須ではありませんが、データをそのまま残すことができない場合があります。

Apple 公式サービスが受けられる場所

iPhoneのバッテリー交換を公式サービスとして店頭で行うことができる場所は下記です。
リンク先からお近くの店舗をお探しください。

Apple Store

アップルストア（全国10店舗：2022年5月現在）

正規サービスプロバイダ

カメラのキタムラ（全国69店舗：2022年8月現在）
ビックカメラ（全国23店舗：2022年8月現在）
クイックガレージ（全国11店舗：2022年8月現在）

大手携帯キャリア

docomo ショップ（ドコモ）
au ショップ（エーユー）
SoftBank ショップ（ソフトバンク）

上記、キャリアショップの一部店舗でのみ、店頭でのバッテリー交換を行っています。

非正規店

Apple Store、正規サービスプロバイダなどの、公式サービスを提供している場所以外は、非正規店です。公式サービスのメリット・デメリット部分でも解説していますが、運営元が独自で仕入れたパーツを使用して修理しています。

当社が運営、サポートするiCracked Storeも非正規店です。高品質のバッテリーを使用しています。下記が、iCracked Storeでバッテリー交換した場合の一覧です。

iPhone修理のiCracked 店舗一覧

バッテリー劣化の軽減について

バッテリーが劣化していれば、最終的にはバッテリー交換か機種の買い替えが必要になります。できるだけ長持ちさせるにはどうすればよいのでしょうか？バッテリーの劣化速度は、使用環境によって変わります。下記で、劣化を遅らせる使用方法を解説します。

バッテリーを満充電にしない

フル充電しないようにすることで劣化を防ぐことに役立ちます。充電が100％になっているのに充電を継続した状態がバッテリーにダメージを与えてしまいます。iOS13以降であれば、「バッテリー充電の最適化」の機能により、使い始める直前まで80％を超える充電を保留することで、バッテリーの劣化を軽減してくれます。このような機能もある通り、フル充電しないことが劣化を防ぐことに繋がります。

充電はこまめにする

充電はこまめにするようにしましょう。リチウムイオンバッテリーは、使い切ると劣化してしまう可能性があります。バッテリーは使い切ってから充電した方が良いと聞いたことがあるかもしれませんが、「ニッケル水素電池」が採用されていた時の話です。前述のバッテリーを満充電しないことと合わせて、ゼロになる前に充電をするのが劣化を防ぎます。

充電したままの使用は避ける

充電したままで使用するのはやめましょう。充電しながら、アプリやネットサーフィンなどで使用していると本体が発熱してしまいます。熱は内蔵しているバッテリーにダメージを与えてしまうので充電したままの使用を控えることで、バッテリーの劣化を軽減させることができます。

高温になる環境で使用しない

高温環境での使用を避けましょう。「0℃〜35℃」の環境が良いとされています。35℃を超えてしまうと回復不能な損傷を受けてしまう可能性が高いです。夏場の車内に置き忘れや冬場のストーブ、こたつ周りでの使用は気をつけましょう。最適の周辺温度は、「16°C～22°C」なので、高温環境で使用しなければ劣化を防ぐことができます。

まとめ

iPhoneのバッテリー交換はどこで出来るのか紹介しました。公式サービスであれば、Apple Storeか正規サービスプロバイダを選んでください。保証に加入されている場合は、お得にバッテリー交換できます。

加入されていない方は、非正規店の方が安い金額で交換できることが多いです。その際の非正規店選びには気をつけてください。

iPhoneバッテリー交換