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iCrackedで使用しているバッテリー

コラム 最終更新日: 掲載日:
目次

iCrackedでは、PSEマークを申請した高品質なiPhoneバッテリーを使用しています。

PSEマーク付き

PSEマークとは、電気用品安全法に基づく国の定める安全基準をクリアした電気製品であることを示すマークです。スマートフォンの交換用バッテリーも規制の対象となるため、iCrakcedでは法律で定める技術基準に適合し、検査と届出を行った「PSEマーク表示バッテリー」を使用しています。
iPhone修理に用いるパーツは米国と共通のものを使用していますが、バッテリーだけはこのPSEマークの取得が必要となるため、iCracked Japanとして単独で調達を行っております。

純正同等の品質

バッテリーの品質は採用している「セル」に大きく左右されます。セルとは化学反応により電流が流れる、いわば「バッテリー本体そのもの」ですが、低品質のセルでは十分な性能を発揮できないだけでなく発火等のリスクも高まります。iCrackedではApple純正バッテリーと同じセル(複数社あります)を採用したバッテリーのみを採用しています。

また、セル以外でもセルと基板の取り付け方法などで品質の差が生じてきます。バッテリーの選定にあたっては評価の高いメーカーをピックアップして製造工場を視察しましたが、結果として私たちの求める水準に達していたのは1社だけでした。ポイントは工場の設備と組み立て方法、オートメーション化されているかどうかです。

サードパーティー用のバッテリーを製造しているメーカーは、まだまだ手作業での組み立てをしているところが大半です。その多くは、きちんとしたセルを使って、熟練した工員が組み立て、複数工程のテストも行っているので、品質は概ね問題ありません。もちろんPSEに求められる基準もクリアできます。
しかし、手作業での組み立てだと、どうしてもセルと安全回路の取り付けなどで微妙な誤差が生じます。ごくわずかではあっても安全性に問題のある不良品が含まれてしまうのです。この可能性を排除するためには、完全にオートメーション化されたラインで組み立てる必要があります。そのような組み立てをしている工場は、私たちが見た中では1社しかありませんでした。

ガラスケースの中ではロボットが凄いスピードでバッテリーを組みあげていきます。

オートメーション化された工場を利用する場合、小ロットの発注が難しいというのが欠点です。ラインを動かして製造するので100個など細かい数だけつくるのが難しいのです。自社のPSEマークを付けたバッテリーは全て自分たちで買い取らなければならず在庫リスクは大きくなってしまいますが、それでも高品質なバッテリーをご提供するためには必要なことと考えています。

バッテリーの劣化、容量の低下

バッテリーの品質が低いと劣化が早まることがあります。容量が減少してバッテリーの持ちが悪くなる、十分な電圧が得られずスマホの動作が不安定になる、というような症状が起きることがあります。

また劣化の速さは品質だけでなく使い方や環境によっても異なります。劣化を早める使い方としてよく言われるのは以下のようなものです。

  • 少ししか減っていないのに頻繁に充電する
  • 充電が完了しているのに充電コードをつないだままにしておく
  • 充電しながらゲームなどスマホがフル稼働する使い方をする
  • 車内など暑い場所に長時間置いたままにする

最近のバッテリーは品質もよく、過充電にならないような制御もされていますので、あまり神経質になる必要はありませんが、それでも充電したまま本体やバッテリーが熱くなるような操作をするのは避けた方がよいでしょう。

ちなみに、激安価格でバッテリー交換をしている修理業者では低品質なバッテリーだけでなく、壊れたiPhoneから取り出した中古バッテリーを使っていることもあります。極端に安い価格のバッテリー交換は避けたほうが良いでしょう。

iCrackedのiPhoneバッテリー交換

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