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スマホの画面修理を自分でする方法とリスクについて解説
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スマホの画面修理を自分でする方法とリスクについて解説

iPhoneの画面割れ修理は自分ですることができます。簡単に新しい画面や修理キッドをネット購入することができるだけでなく、修理方法、手順についても検索することができるからです。

自分で画面修理をすることもできますが、それなりのリスクが隠れています。得られるメリットとデメリットを考えると修理店に依頼する方が安心です。

ここでは、iPhoneを自分で修理しようと考えている方に、メリットとデメリットについて解説します。

目次

iPhoneの画面修理を自分でする方法

iPhoneの画面修理をするために必要な工具や手順について説明します。「 iPhone 12 / 12 Pro 」の画面修理を例としています。工具や手順は、iPhoneの機種によって変わります。

画面修理に必要なツール

  • 交換用ディスプレイ
  • プラスドライバー
  • Pentalobe ドライバー
  • Tri-Wing ドライバー
  • オープニングツール(吸盤)
  • オープニングツール(ヘラ)
  • ナイロンスパッジャー
  • ピンセット

iPhone画面修理の手順

iPhone 12 / 12 Pro 分解の手順

  1. Lightningコネクタの左右にあるPentalobeネジを取り外す
  2. 吸盤を画面側に着けて持ち上げ隙間を作り、ヘラを差し込み画面全体にスライドをさせて粘着を剥がす
  3. 粘着テープが剥がれたらゆっくりと左側に開く
  4. メタルプレートのネジをTri-Wingネジを2本取り、プレートを外す
  5. バッテリーケーブルのコネクタを外す
  6. ディスプレイケーブルコネクタを外す
  7. タッチパネルのコネクタを外す
  8. メタルプレートのネジをTri-Wingネジを4本取り、プレートを外す
  9. フロントセンサーのコネクタを取り外して、画面も外す。
  10. プラスネジとTri-Wingネジ合わせて4本取り、イヤースピーカーを外す
  11. センサー類を外す

iPhone 12 / 12 Pro 組立の手順

  1. 新しい画面にセンサー類を取り付ける
  2. イヤースピーカーを取り付け4本のネジを締める
  3. フレーム粘着テープを取り付ける
  4. メタルプレートを取り付け4本のTri-Wingネジを締める
  5. タッチパネルのコネクタを取り付ける
  6. ディスプレイケーブルのコネクタを取り付ける
  7. バッテリーケーブルのコネクタを接続
  8. メタルプレートを取り付け2本のTri-Wingネジを締める
  9. フレーム粘着テープの剥離紙を剥がす
  10. ディスプレイをはめ込む
  11. Lightningコネクタ横の2本のPentalobeネジを締める

iPhoneの画面修理を自分でするリスク

iPhoneの画面修理を自分でするリスクについて説明します。iPhoneの画面修理の方法については、前述の通りで、揃えなくてはいけないツールや外すネジの数、ケーブルの数など工数も多くさまざまなリスクもあります。内容については次をご確認ください。

違法の可能性

iPhoneには、技適マーク(技術基準適合証明等)がついておりますが、これは、「電波法 / 電気通信事業法」に違反していないことを証明しています。

しかし、自分で画面修理をすることで技適マークが外れてしまい、違法になってしまう可能性があります。

iPhoneの技適マーク確認方法

「設定」>「一般」>「法律に基づく情報および認証」の順にタップ。Japanの項目で確認することができます。

しかし、ソフトウェアのデータとして表示されているので、自分で画面修理をしてもそのままです。また、取り外せたとしても技適マークが無いので違法になってしまいます。

修理をしても技適マークが無効にならないのは、正規店や総務省登録修理業者の場合です。個人での修理は「電波法 / 電気通信事業法」に該当する可能性があります。

技適マークのないiPhoneの使用すると罰則を受けることになり「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」の対象になります。

実際に、このような罰則を受けているケースは聞いたことはありませんが、可能性があるリスクは理解しておきましょう。

保証が利用不可になる

Apple Care+や通信キャリアの保証に加入の場合は、自分で画面を修理したり、正規店ではない場所で修理をすると保証が無効になってしまいます。保証期間が残っていても適応されなくなり保証対象外になるので注意が必要です。

画面修理の失敗

画面修理を失敗してしまう可能性があります。分解や組立をする中で、ネジを無くしてしまうことやフロントパネルからのケーブルが切れてしまったり、傷付いてしまうことがあります。

画面に関わる部分だけでなく、画面以外の重要なパーツを傷付けてしまった場合に、新たに修理しなくてはならない箇所が増えてしまいます。

さらに、基板を傷付けてしまうようなことがあるとデータも消えてしまうかもしれません。

操作性が低下する可能性

画面をタッチした時の反応が鈍かったり、遅かったりと操作性が低下してしまう可能性があります。自分で準備できるディスプレイは、純正部品ではなく互換品です。互換品のディスプレイと一括りにしても品質はピンキリなので、交換するまで分かりません。自分で画面を修理したい方は、安く修理したい気持ちが強いので、低品質な画面を選択している可能性が高いです。

画面表示の違い

画面表示が変わってしまう可能性があります。例えば、画面の色味、画像、動画の彩度やコントラストなどがもとのディスプレイよりも劣ってしまいます。

iPhoneの画面修理は自分ではなく修理店に依頼

iPhoneの画面修理は自分でやるのではなくて、正規店(Apple 正規サービスプロバイダ)や非正規店(修理専門店)に依頼しましょう。

正規店

正規店は、修理料金が高いですが、Apple care+ やキャリア保証に加入していると、安い料金で純正部品を使用した画面修理が可能です。

非正規店

非正規店は、正規店と比べて安い金額で画面修理をすることができます。保証が無い場合は、非正規店を検討してもいいかもしれません。

また、iCracked は、「総務省登録修理業者」です。純正部品とほぼ同等の高品質なディスプレイを使用しています。また、独立系修理プロバイダということもあり、正規店と同じApple 純正部品も使用可能(銀座店、渋谷店、心斎橋店 のみ)です。

まとめ

iPhoneの画面修理を自分でする方法とリスクについて解説しました。iPhoneの画面修理をするための、パーツやツールの購入、修理方法などもネット上に情報があるので自分ですることは可能です。

しかし、リスクが大きく、修理費用が高くつく場合や壊してしまうこともあります。このようなリスクを回避するためにも、修理店依頼することをおすすめします。

iCrackedのiPhone画面修理