iPhoneを長らく使っていると、電源が急に落ちてしまったり、突然固まってしまったりするトラブルが生じることがあります。電源が落ちてしまう原因はいくつかあり、自分でも試せる対処法もあるため、事前に知っておくことで、落ち着いて対処できます。この記事では、iPhoneの電源が落ちる原因とすぐ実践できる対処法、電源が落ちるリスクの軽減策を紹介します。
- 目次
iPhoneの電源が落ちる原因は?
iPhoneの電源が落ちやすくなっている場合、いくつかの原因が考えられます。以下が代表的な要因です。現在の状況がどれに当てはまるか確認してみましょう。
- iPhoneバッテリーの劣化
- iOSの不具合
- ストレージ容量不足
- アプリの不具合
- 使用環境の影響
- スペックが低いiPhoneの使用
- ウィルス感染や不要アプリの影響
- iPhone自体の故障
iPhoneの電源が落ちた時にすぐ実践できる対処法
iPhoneの電源が落ちてしまった時にすぐ実践できる対処法を5つ紹介します。
iPhoneの再起動
iPhoneが固まって電源が落ちるなど、一時的な不具合の場合、再起動をすることで解決することがあります。再起動の手順は機種によって異なります。iPhone 5、6、7、8、SEの場合は、電源ボタン、iPhone X、11、12、13 以降の機種は片方の音量調節ボタンとサイドボタンを長押ししてから、表示された電源オフスライダをスライドします。
iOSやアプリのアップデート
iOSやアプリに不具合があったり、古いバージョンであったりすると、電源が落ちてしまう場合があります。iOSのアップデートは「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」→「今すぐインストール」で最新のiOSに更新できます。アプリのアップデートは「App Store」→「マイアカウント」→「利用可能なアップデート」を確認して、アップデートするアプリの「アップデート」をタップして更新を行ってください。
ストレージ容量の確保
iPhoneの電源が落ちる原因として、ストレージの容量不足も挙げられます。Appleは、快適にデバイスを利用するために最低でも1GBの空き容量を確保することを推奨しています。容量不足の場合は、容量を圧迫しているアプリや未使用のアプリ、アプリのキャッシュやデータ、不要なファイルを削除して、ストレージ容量を確保しましょう。また、インストールしたアプリの不具合や身に覚えのないアプリによるウィルス感染が原因で電源が落ちることもあるため、信頼できないアプリをインストールした際には、定期的に確認して不要なアプリは削除してください。
iPhoneを適温で利用する
iPhoneは寒すぎる環境では、電源が落ちてしまうといった不具合が発生します。iPhoneの動作環境としてAppleが推奨する温度は0~35℃、最適な温度は16~22℃とされています。極端な低温や高温下での使用を避け、適切な温度内で利用することが大切です。
iPhoneのバッテリー交換・修理に出す
iPhoneのバッテリーは経年劣化により徐々に性能が低下し、寿命が来たら電池として使えなくなります。充電器に繋いだ状態でしか使えない、何度も再起動を繰り返す、バッテリー残量があるのに急に電源が落ちるといった症状が発生していたら、バッテリーの交換が必要です。また、対処法を試しても電源が落ちてしまう場合は、端末自体の故障も考えられるため、その際には修理に出すのが得策です。
iPhoneの電源が落ちるリスクの軽減策
iPhoneの電源が落ちるリスクをできるだけ軽減するために日頃からできる予防策を紹介します。iPhone本体やバッテリーを長持ちさせるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
バッテリーの劣化を防ぐ
バッテリーの劣化を防いで長持ちさせるには、次のような方法があります。
- iOSやアプリを自動アップデートに設定する
- 低電力モードをオンにする
- 自動調整ではなく手動で明るさを下げる
- バックグラウンド処理をオフにする
- 位置情報サービスをオフにする
- Wi-Fiを適切に活用する
- アプリのプッシュ通知をオフにする
- 定期的に電源を切る
App Storeからのみアプリをダウンロード
ウィルスや不正なアプリの動作で不具合を生じさせないためにも、信頼できないサイトなどからアプリをダウンロードせず、公式のApp Storeからのみインストールすることをおすすめします。
iCloudのバックアップを自動設定
電源が急に落ちる状況に備えて、iCloudの自動バックアップ機能を設定しておくと安全です。iCloudの自動バックアップは、端末内のデータを自動的にクラウド上に保存できる機能です。電源が落ちてスマホが使えない場合でも、iCloudにデータが保存されていれば、いつでも新しいデバイスで復元できます。
iPhoneの電源が落ちる不具合の修理はiCrackedへ
iPhoneの電源が頻繁に落ちてしまう場合は、故障している可能性もあるため、修理店に修理に出してみましょう。iPhoneのバッテリー交換や電源が落ちる不具合でお悩みなら、ぜひ一度iCrackedへご相談ください。