iPhoneでは、ゴーストタッチという現象が起こることがあります。こちらでは、ゴーストタッチの原因と解決方法をお伝えします。
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ゴーストタッチとは
ゴーストタッチとは、iPhoneを操作していないのに勝手に動いてしまう誤動作のことです。予期していない動作・タッチ操作を繰り返してし、制御不能になってしまうこともあります。この誤動作は、iPhoneに原因があることがほとんどです。
放置していると思わぬトラブルになることがありますので、ゴーストタッチかもと感じたら、早めに解消しましょう。
ゴーストタッチにみられる症状
ゴーストタッチが原因で起こる不具合がいくつかあります。
1.ロック解除ができなくなる
ロック解除のパスコード入力操作がうまくいかず、スムーズに使用ができなくなる可能性があります。また何度も勝手にパスコードを間違うと、端末が完全にロックされてしまい、初期化が必要になる場合もあります。
2.勝手に電話をかけてしまう
操作していないのに、勝手に電話がかかってしまうことがあります。
3.スクロール不能
スクロールしても動かない、もしくは、勝手に動き出すことがあります。
4.文字入力がきかない
文字が入力できない、文字が勝手に入力されてしまいます。
5.アプリ起動
選択していないのに、アプリが勝手に起動してしまいます。
6.SNSに勝手に投稿
SNSが勝手に投稿されてしまいます。個人情報が漏れてしまう可能性もあります。
ゴーストタッチ3つの原因
ゴーストタッチ現象が起こるのには主に3つの原因があります。
1.iPhoneの温度
iPhoneが熱くなっている場合に熱暴走によって、ゴーストタッチが起こることがあります。特に、電子回路に熱をもつことが原因で起こりやすくなります。
2.iOS
iOSの不具合により、ゴーストタッチ現象を起こしてしまうケースも報告されています。この場合はiOSに問題がありますので、バージョンアップで改善するのを待ちましょう。
3.画面(ディスプレイ)
画面にできる小さな傷やホコリによって、ゴーストタッチが起きることがあります。画面が割れてしまっていたり、割れた個所をテープで止めたりすることで起きることもあります。
ゴーストタッチの解決方法
ゴーストタッチには原因によっていくつかの解決方法があります。
1.iPhoneの再起動
ゴーストタッチが起こったら、まずはPhoneの再起動をしましょう。一度強制終了することで、一時的なものであれば正常に動作するようになります。
2.iPhoneの温度を下げる
電源を切る、充電中止、iPhoneケースから外すなどして、iPhoneの温度が下がるまで待ちましょう。こちらも一時的なものであれば、正常に動作するようになります。
3.iOSのアップデート
ソフトウェアが更新されたら新しいバージョンのiOSにアップデートしましょう。
4.iPhoneを修理する
上記の方法含めて、いくつかの対処法をためしても改善が見られない場合は、端末故障の可能性が高いので、修理する必要があります。特に、画面割れが原因のゴーストタッチであれば、なるべく早めに修理をしましょう。放っておくことほかの故障を引き起こしてしまいかねません。
また、iPhone修理を行っている店舗は様々あり、正規店と非正規店に分かれています。それぞれメリット・デメリットがありますので、どちらが良いか迷われている方は、「iPhone画面修理は正規店と非正規店どちらを選ぶ?特徴と違いについて」をご確認ください。
まとめ
ゴーストタッチは、正常な操作ができなくなるだけではなく、思いもよらない誤操作が起きてしまう事により様々な不具合が生じます。ゴーストタッチかもと感じたら、まずは、自身でできる対応を行ってください。それでも難しい場合は、修理しましょう。個人情報の流出やインターネット通販で気づかないうちに買い物していたなんてことになると大変です。iCrackedでも、iPhone修理を承っておりますので、お困りであれば、ぜひご相談ください。