iPhoneバッテリー交換を検討しているのであれば、バッテリーの劣化と保証状況の有無を確認しましょう。バッテリーを無償交換できるかもしれません。
こちらのコラムでは、バッテリー交換を無料できる条件や場所、保証加入の確認方法を説明しています。ぜひ参考にして下さい。
- 目次
iPhoneバッテリーを無償交換できる条件は2つ
iPhoneのバッテリー無償交換には、2つの条件があります。
①「保証期間内もしくはApple Care+に加入している」
②「バッテリー容量が80%未満」
上記の条件を満たしている場合は、無償でバッテリー交換をすることができます。ただし、iPhone購入時に付帯しているApple製品1年限定保証のみの場合は、「自然劣化や欠陥によるiPhoneの故障」に限られています。事故や不注意による故障の場合は保証対象外です。
また、対象外の場合は、モデルにより費用が異なりますが、Appleでは、5,940円か8,140円で、バッテリー交換をすることができます。
保証状況の確認
保証状況の確認をしましょう。保証状況の確認には、製品のシリアル番号が必要になる場合があります。あらかじめ確認しておきましょう。
①Apple公式サイトから確認
保証状況とサービス期間を確認するページへ→シリアル番号入力→コードを入力の順番で確認できます。
※シリアル番号は「設定」→「一般」→「情報」のシリアル番号から確認できます。
②Appleマイサポートページから確認
マイサポートページへ→マイサポートにサインインクリック→Apple ID入力の順番で確認できます。
③Appleサポートアプリから確認
Appleサポートアプリをダウンロード→アプリ立ち上げ→デバイスの詳細の順番で確認できます。
バッテリー最大容量の確認
バッテリー最大容量の確認は下記の通りです。
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」の最大容量を確認してください。
携帯キャリアの保証の場合
キャリアの保証に関しては、キャリアごとに違いがあります。「無償交換が可能」「交換代金の一部を負担する」などさまざまで、無償交換の場合と割引価格になる場合があります。契約しているキャリアのサイトやショップで内容を確認しておきましょう。
docomoのケータイ補償サービス
- iPhoneバッテリー交換は補償対象外
故障紛失サポート with AppleCare Services
- 無償交換が可能
- バッテリー最大容量が80%未満であることが条件
Softbankのあんしん保証パックプラス(あんしん保証パック)
- 1,650円~4,950円の負担
- 1年以上同一の機種をご利用で、かつ1年以上継続してご入会の場合のみ。
保証利用はApple Storeか正規店
AppleStoreか正規サービスプロバイダ(正規店)のみ、保証を利用することができます。キャリアショップでは、一部店舗を除いてバッテリー交換できないので、AppleStoreや正規店に持っていく必要があります。
Appleに依頼する場合は、「配送」と「店舗持ち込み」の2つから選べます。正規サービスプロバイダは「店舗持ち込み」のみです。
配送依頼
「配送」が希望であれば、チャットか電話で申し込むことができます。Appleと提携している配送業者が自宅まで集荷に来てくれます。交換完了までは、営業日で7日〜10日ほどかかります。
店舗持ち込み
Apple Store内の「Genius Bar」か、正規サービスプロバイダへの持ち込みです。
基本的に事前予約が必要です。予約をしていないとサービスを受けられないか、かなりの待ち時間がかかる可能性があります。また、バッテリー交換は、当日中に受け取りまで可能です。
保証未加入なら非正規店でバッテリー交換
保証に加入しているのであれば、正規サービスを利用した方がメリットがあります。しかし、未加入である場合は、非正規店でバッテリー交換をしてもらうことも選択肢に入れてみてみましょう。さまざまなメリットがあります。
iPhoneバッテリーの交換料金が安い
街の修理業者(非正規店)においては、対象モデルはもちろん、お店によっても値段に違いもありますが、安い金額でおおよそ3,000円くらいからバッテリー交換をすることができます。
データを残したまま交換できる
データを消さずにバッテリー交換をすることができます。正規店でも可能ですが、正規店の場合は、他の故障があればバッテリーだけの交換を受けてくれません。合わせて修理する場合はデータを残すことができません。
しかし、非正規店であればバッテリーのみの交換で依頼を受けられるのでデータが消えてしまう心配がありません。
即日完了で修理時間も短い
バッテリー交換であれば、30分ほどで完了します。即日完了が当たり前です。正規店も同様ですが、こちらも前述のとおりで他の故障が見つかった場合に当日で完了できるかわかりません。
まとめ
バッテリーを無料で交換する方法をご紹介しました。無料で交換できるのは、購入時の保証期間内である、別途保証に加入している場合に限ります。
また、各保証はAppleのサービスや正規サービスプロバイダでしか利用できない点には注意しましょう。保証に加入しているのに、街の修理店に依頼してしまうと、その場での保証が使えないだけではなく、それ以降も保証サービスが使えなくなる可能性があります。
iPhoneのバッテリー交換を検討されている方は、保証に加入しているのか確認してから正規店か非正規店どちらで交換をするか決めましょう。