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Google Pixel Foldのケース、買う前に知っておくべきこと

コラム 最終更新日: 掲載日:
目次

Pixel Foldにはケースをつけるべき!

スマートフォンを保護するためにiCrackedがお勧めしているのは「ケース+保護フィルム」です。ガラスコーティングは細かい擦り傷を防いだり、抗菌効果を得られる効果がありますが、落下に対してはケース+保護フィルムのほうが圧倒的に効果があります。

では、折り畳みスマホのPixel Foldではどうでしょうか?

Pixel Foldを開いて大画面で利用している時は両手で操作しているでしょうから、落とすことはあまりないのかなと思います。
落としやすいのは普通のスマホ同様に、閉じている状態で片手操作をしていたり、カバンなどから取り出すときなのでしょう。

閉じている状態で落としたらインナーディスプレイは破損してしまうのか?
これは実際にやってみないとわかりませんが、少なくとも内側に折りたたまれているのでインナーディスプレイが直接地面に衝突することはないはずです。それでもPixel Foldにはケースが必要と思うのは、部品の構造と修理価格の問題です。

Pixel Foldのインナーディスプレイは、周囲のフレームやヒンジと一体化した部品としてiCrackedに提供されます。
強度や防水性を高めるためにそうなっているのだと思いますが、結果としてフレームやヒンジが破損したり傷ついてしまった場合、修理するにはインナーディスプレイも一緒に交換する必要があるのです。

そして、この部品がとても高額なため修理価格の約15万円とハイスペックのスマホが買えるくらいの金額になってしまいます。

インナーディスプレイが割れてしまったら交換せざるを得ませんが、フレームやヒンジに傷があるからといって15万円を支払ってキレイにするのは躊躇されると思います。しかし、せっかく購入した高額なPixel Foldを傷だらけで使うのも悲しい。
ですから「フレームやヒンジに傷をつけないためにも、ケースをつけること」を強くお勧めしたいと思います。
あと、万が一に備えて保険や保証に加入することもお勧めします!

Pixel Foldのケースの構造

この記事を書いている時点(2023年6月末)で購入できるケースを10個ほど試してみました。大きくわけると2タイプあります。

  • ヒンジ部分はカバーしないタイプ (ここでは「シンプルタイプ」と呼ぶことにします)
  • ヒンジ部分もカバーできるタイプ (ここでは「ヒンジ保護タイプ」と呼ぶことにします)

まずiPhoneケースも豊富に取り揃えているご存じの方も多い(?)Spigenのケース3種類です。

Googleの基準を満たした「made for Google Pixel」の認定を取得しているだけあって、どれも精度は高くきちんとはまります。特徴としてはケースがずれるのを防ぐためにシールがついていることです。4辺をはめ込む一般的なケースと違い、折り畳みスマホのケースは3辺しかはめこまないためずれてしまう可能性はあります。それを防ぐためにシールを使っているのですね。

ずれたり外れたりしないのは良いのですが、複数のケースを使い分けたり、クリアケースの内側に写真を挟むなど、頻繁に取り外したい方には向いてないかもしれません。

こちらはSpigenの「ヒンジ保護タイプ」です。
閉じているときはしっかりヒンジを保護、開いている時はヒンジをカバーするパーツがアウターディスプレイに少しかぶさります。
メインカメラで自撮りするときは少し影響がでますが、実用性に問題はありません。

「徹底的に保護したい」と思ったら、この「ヒンジ保護タイプ」の方が安心ですが、普通のスマホよりはごっつくて厚みもあるPixel Foldが一回り大きくなってしまうのが難点です。

ノンブランド(?)のケースもいろいろ

Pixel Foldの国内発売1ヵ月前、既にたくさんのケースをAmazonなどで購入できます。価格は2,000~3,000円が中心ですね。
シールが付属するもの or しないもの、ピタッとはまるもの or はまらないものなど差がありますが構造は全て一緒です。

シンプルタイプで少し特徴的だったのは、Magsafe対応のこちらのケースです。Pixel Foldは無線充電に対応していますが、Appleの企画であるMagSafeに対応しているわけではありません。(背面にリング状の磁石が埋め込まれているわけではない)
無線充電器は平面に置くタイプであれば使えるのですが、MagSafe対応のスタンド型は滑り落ちてしまうので使えません。
それがこのMagSafe対応ケースにすると、ずっしりと重みのあるPixel Foldでもしっかりと固定してくれます。

ヒンジ保護タイプは色々と工夫を凝らしたものも売られています。ただし、全体的に造りが雑で、実用性は「?」という印象です。試したなかではSpigenのデキが一番良いですね。

  • タッチペン&スタンド

  • ヒンジ部分にスタンド

  • リング&カメラカバー

CASEPLAYもお勧め

iCrackedからみなさんにご紹介したいのが「CASEPLAY」です。以前、iCrackedのコラムで「CASETiFY」をご紹介しましたが、CASEPLAYも同様にオンラインでケースを中心にスマホアクセサリを販売している、最近急速に拡大しているサイトです。

品質がよい

安価なノンブランドではフィット感や品質が悪いものも少なくないですが、CASEPLAYはどれもしっかりした作りになっています。Pixel Foldはシンブルタイプですね。

デザインが豊富

CASEPLAYの特徴はベースのクリアケースに様々なデザインをプリントしてお届けするスタイル。オンラインだからこそできる圧倒的なデザイン。どのモデルも1200以上のデザインから選べます!
オリジナルデザインに加え、キャラクター、ファッションブランド、アニメ、スポーツチームなどとのコラボモデルも多数あります。

  • ©阪神タイガース

メーカー、機種も多い

CASEPLAYは対応するメーカーが多いのも特徴です。香港発のCASETiFYはiPhone、Google Pixel、Samsung Galaxyのラインアップですが、CASEPLAYはそれらに加えSHARP AQUOS、SONY XPERIA、Motorola、OPPO、Xiaomiなどが提供されています。
さすが日本の企業が提供しているだけあり、国内でメジャーなモデルをカバーしています。

iCrackedのお勧め

もし、分厚く、ちょっとごっつくなってもいいから、ヒンジまでしっかりカバーしたいのであればSpigenのヒンジ保護タイプはお勧めです。(もちろん我々のテストしていないケースでも、良いものはたくさんあると思いますが)

ただ、ごっついケースは嫌だなという方には「シンブルタイプのケース + ネックストラップ」がお勧めします。
シンプルタイプは薄くてスッキリするのですが、どうしてもヒンジ部分の保護は弱くなってしまいます。それなら落とさないようにネックストラップを組み合わせるのが良いと思います。

Pixel Foldはどうしても普通のスマホより重いので、手で持ったりポケットに入れるより、首にぶら下げるほうが楽だと思います。

「シンプルタイプのケース & ネックストラップ」をぜひ検討してみてください!

写真はCASEPLAYの「Google Pixel Foldクリアケース」(税込 3,980円)と、同じくCASEPLAYの「スマホショルダー(細)」(税込1,980円)の組み合わせです。

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