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【注意】 Face IDと液晶保護ガラス(iPhone X)
コラム 最終更新日: 掲載日:
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みなさん、iPhoneにケースや液晶保護フィルム・ガラスはつけていますか?!

特にiPhone XやiPhone 8/8 Plusは背面もガラスになっています。これが割れると修理が困難ですし、画面交換も当面は料金も高くなってしまいますので、保護はきちんとしてくださいね!

さて、今回は、iPhone Xに新たに搭載された顔認証「Face ID」と液晶保護フィルムについて書かせていただきます。

液晶保護グッズの素材

液晶保護フィルム

以前は液晶保護といえばPET素材の薄いフィルムを画面に貼るのが一般的でした。透明度の高く発色が鮮やかな「グレア(光沢あり)」タイプ、透明度は劣りますが屋外でも日光が反射しにくい「アンチグレア(光沢なし)」タイプがあります。 私は、指すべりがよく、指紋がつきにくいアンチグレアの方が好きでした!

非常に薄いフィルムなので、どのようなケース、バンパーとも相性はよい一方、柔らかい素材なので使っているとフィルムは傷がついてきたり、表面加工が剥がれてくることもあります。また、貼るときに液晶との間に気泡ができやすいという欠点もあります。

液晶保護ガラス

最近は、PET素材のフィルムではなく、薄い強化ガラスを貼るタイプが増えてきています。以前はフィルムと比べると高価でしたが、最近は値段もさがってきており、フィルムとあまり変わらなくなっています。

ガラスの内側にシリコン層がありiPhone本体のガラスにピタッと吸着するタイプが多いですね。フィルムと比べると厚みがあるものも多く、ケースやバンパーによっては干渉してしまうこともあります。非常に硬いガラスなので、フィルムと比べると傷がつきにくいです。(逆に、衝撃が激しければガラスなので割れてしまいますが、iPhone本体が割れることに比べれば安いものです!)

フィルムと比べると貼りやすく、気泡が入りにくいのも特徴です。

カバーエリア

部分カバータイプ

iPhoneをはじめ最近のスマートフォンは、画面のガラスの周囲がカーブしているものが多くなっています。 これに画面サイズぴったりの保護ガラスを貼るとカーブ部分に隙間ができてしまい、気泡ができたり剥がれてきたりします。そのため数年前までの保護ガラスは画面よりも一回り小さいサイズにして、カーブしていない範囲だけをカバーするものが中心でした。

全面カバータイプ

最近増えているのが、強化ガラスと炭素繊維を貼り合わせた全面をカバーできるタイプです。画面の沿って成形された炭素繊維によりカーブ部分まで覆うことができます。まだまだ品質の悪いものもあるのですが、良いものに巡り合えれば保護ガラスを貼っていることを忘れてしまうくらい快適です。(下の写真は裏側から見たところ。透明のガラスと白い炭素繊維の部材が貼り合わせてあります。)

強化ガラスと炭素繊維を貼り合わせた全面カバータイプ

 

iPhone X保護計画

先日、深センを訪問した際にマーケットでiPhone Xのケースと保護ガラスを入手してきていました。

はじめは黒いボッテガヴェネタ風のケースに縁が黒い全面ガラスを付けていたのですが、このケースが見た目とは裏腹にめちゃくちゃ滑るのです!

縁が黒い全面ガラスケース

 

何度か電車の中で落としそうになり透明のカバーに変更したところで、縁が白い保護ガラスも入手したことを思い出しました。私のiPhone Xはシルバーなのですが、ご存知の通りiPhone Xのシルバーは、背面はシルバーではなくホワイトです。前面の縁が白いのも似合うのではないかと思い保護ガラスも交換。

他の人のiPhone Xとは少し雰囲気が違って、なかなか良いではありませんか!?

縁が白い保護ガラスケース

 

しかし、この後Face IDが不安定になります!

全くダメというわけではないのですが、10回中8~9回は認証に失敗するのです!保護ガラスを外すと治るのですが、保護ガラスを戻すと再現。液晶と保護ガラスの間に汚れやホコリなどもありません。同じ保護ガラスの黒バージョンでは全く問題ありませんでした。Face IDのリセットも行いましたが改善しません。

で、色々検索してみたらありました!

「フレームが白いとTrue Depthカメラや赤外線カメラなどが影響を受け、Face IDの認識率が低下する!」

だから従来のiPhoneでは画面周辺のベゼルが白、黒2種類あったのが、iPhone Xは黒1種類しかないのですね!

日本でも縁が黒だけではなく白や銀の全面保護ガラスも販売されていますが、、、「黒を強くお勧めします!」

当初使っていた黒縁の保護ガラスは強度を確かめようと曲げたりしていたら割れてしまったので、やむなく再度購入。今のところ透明ケースに黒縁の全面ガラスで落ち着きました。

iFixitさんが公開されているiPhone Xの内部写真

 

ちなみに上の写真の壁紙は、iPhoneの分解で有名なiFixitさんが公開されているiPhone Xの内部写真です。 (iPhone 5以降の各モデルも公開されています。ご興味あるかたはこちらへ

スマートフォンのカーブを炭素繊維するモデルが出始めたあたりから、保護ガラスに「3D」と謳う商品が増えてきました。平面だった従来製品に対して立体的な「3次元」ということなのだと思いますが、、、

それが、日本で購入したものには「4D」、深センで購入したものには何と「5D」と書かれていました。恐らく「カーブに密着するよう精度を高めたぞ!」という思いが「3」ではなく「4」、さらには「5」ということなのでしょうが、4次元、はたまた5次元の保護ガラスとは理解不能な領域です!

ちなみに、この2つは若干サイズが異なり深センで購入したものが大きく、画面の端までぴったりカバーしてくれてました。さすが5次元です(笑)

4Dケースと5Dケース