こんにちは、iCracked Store 東急ハンズ渋谷店です。
この度、Pixel 5a(5G)が発表されました。
このPixel 5a(5G)には「IP67」相当の防水性能が備わっているとのことです。
さて、ではこの「IP67」という性能はどの程度のものなのか、
具体的にどういう意味なのか今回はご紹介していきます。
表記の意味
「IP67」
IPに続く3文字目が「防塵性能」、4文字目が「防水性能」を表しています。
『IP67』で言えば防水性能が「7」という等級、ということになります。
そしてこの防水性能「7」という等級は
【水面下・15㎝〜1m、30分間で水中に浸しても水が浸入しない】
という防水性能を示しています。
テスト端末を、既定の基準で満たしていることの証明になります。
※IEC(国際電気標準会議)の制定した品質基準を元に、国内ではJIS(日本工業規格)において、
電気機械器具の外郭による保護等級として防水や防塵の程度についての規定されています
※「IPX〇」という防水性能のみを表したものもあります
テストの仕方と注意点
ではこのテストはどのように行われているのでしょうか。
実はこの耐水性能を測るテスト、
「常温で」「真水(水道水)で」保護されている程度を測っているとのこと。
常温の真水(水道水)で端末内部に水が浸入しない程度を測り、そのクリアした基準に合わせて等級が与えられます。
ここで注意していただきたいのが、「常温」でもなく「真水(水道水)」でもないものに対しては耐水保証をしているわけではない、ということです。
●プール・・・塩素が含まれている為、真水ではない
●海・・・海水は塩水である為、真水でない
●石鹸、洗剤・・・これらが溶けた液体は真水ではない
●サウナ、風呂・・・湿度が高く、内部で水滴が発生する場合がある
など水没のケースとして起こる得る場所では性能を発揮できないかもしれません。
経年劣化の危険性
またこの防水テストはあくまでも
新品の状態で行ったテスト
ということもお忘れなく。
数年利用していれば、発熱や部品の機微な変形・歪み
キズ・割れ・浮きなどによって性能が維持できなくなることも少なくありません。
GoogleのHPにも『防水性能は永久的には持続せず、通常の使用による
摩損、修理、分解、損傷によって低下する場合があります。』との記載がされています。
あくまでも内部に水が浸入しないように設計されている
というだけで万が一劣化によって内部にまで水が浸入してしまった場合は水没による故障が発生してしまう危険性があります。
スマートフォンもあくまでも電子精密機器であることをお忘れなく!!
まずは壊れた際は早めに修理がオススメです!
困ったときは正規プロバイダである当店に安心して修理のご依頼くださいませ。
担当:O
ソフトバンクのあんしん保証パック
加入者様向けサービス
-
割引適用価格※ でGoogle Pixelを修理できます!
ソフトバンクのあんしん保証パックにご加入のお客様は、iCracked Storeにて割引適用価格で修理サービスが
受けられます。- ※「あんしん保証パックプラス」のお客様の初回申し込みは「My SoftBank」での手続きが必要です。
- ※ お客様が加入されているあんしん保証パックの種別によりお客様ご負担金は異なります。
関連サービスページ
この記事を書いた店舗