スマホの液晶保護には、ガラスフィルムと保護フィルムのどっちがいいのでしょうか?
どちらも、スマホの画面を保護するということに関しては同じです。しかし、性能や価格にに違いがあるので、どっちがいいのか迷ってしまいます。
ここでは、ガラスフィルムと保護フィルムの違いについて解説しています。迷われている方は参考にしてください。
- 目次
液晶保護フィルムはガラスフィルムと保護フィルムの2種類
スマホの液晶画面を保護するフィルムは、「ガラスフィルム」と「保護フィルム」の2種類あります。この2つの一番の違いは素材ですが、それ以外にもそれぞれに違いや特徴があり、メリットやデメリットが存在するので紹介します。
ガラスフィルム
ガラスフィルムは、ガラス製の保護フィルムです。特殊加工されていて、保護フィルムが割れてしまった場合にも飛び散らないような工夫がされています。
メリット
- 画面がクリアで美しい。
- 傷がつきにくい。
- 衝撃に強いので、ガラスフィルムだけが割れて画面が割れないことがある。
- 気泡が入りづらく、貼りやすい製品が多い。
デメリット
- 値段が高い。100均でも販売しているものもあるが、家電量販店などで販売されているものは、
全体的に保護フィルムと比べて価格が高い。 - ガラスフィルムの種類によってスマホケースに干渉してしまい浮いてしまうことがある。
- ガラス製なので落とした時にフィルムにひびが入りやすい。
保護フィルム
保護フィルムは、PET製の保護フィルムです。PETは、Polyethylene terephthalate(ポリエチレンテレフタレート)の略称です。高温・真空化における化学反応で形成される樹脂で、ペットボトルにも使用されている素材です。
メリット
- 値段が安い。100均で販売しているものもあるが、家電量販店などで販売されているものは、
全体的に値段がガラスフィルムと比べて価格が安い。 - フィルムが薄いので、スマホケースと干渉することが少ない。
デメリット
- フィルムに傷がつきやすい。
- 衝撃に弱いので落としてしまうと画面が割れてしまう可能性が高い。
- 貼り付けが難しく気泡が入りやすい。
ガラスフィルムと保護フィルムの硬度の違い
前述では、ガラスフィルムと保護フィルムを比べて、ガラスフィルムの方が衝撃や傷に強いとお伝えしました。この硬度の違いについて解説します。
- ガラスフィルムの硬度:9H
- 保護フィルムの硬度:3H~4H
上記のような表記がされていて、数字が高いほど硬度も高くなります。この「H」というのは、鉛筆の硬さを表す「H」と同じです。
やわらかい鉛筆から順番に、フィルムの上をすべらせて、傷がつくか、つかないかで判定しています。
ガラスフィルムや保護フィルムを選ぶときは、この硬度を参考にしてください。
ガラスフィルムと保護フィルムの種類
通常のフィルムよりも、値段は高くなりますが、液晶を衝撃から守るだけではなく、さまざまな機能が付加された液晶保護フィルムがあります。基本的に、ガラスフィルムと保護フィルムのどっちでも、下記の機能に該当する製品があります。
ブルーライトカット
ブルーライトをカットできるタイプの液晶保護フィルムがあります。スマホから発せられるブルーライトは目に負担をかけてしまう原因です。目のかすみ、ドライアイ、目の疲れ、肩こりなどの症状が現れることがあるので、目に負担をかけたくない場合は、ブルーライトカットができる液晶保護フィルムを選びましょう。
覗き見防止
覗き見防止機能が付いているタイプの液晶保護フィルムがあります。ほぼ正面の角度からしか見えないようになっているので、電車内でスマホをいじっているときに覗かれる心配がありません。スマホを見られるのが心配な場合は、覗き見防止ができる液晶保護フィルムを選びましょう。
光沢タイプ
光沢タイプの液晶保護フィルムがあります。透明度が高いのが特徴で、フィルムを貼っていない状態に近いきれいな状態で画面を保つことができます。画面保護は大事だけど、画面の美しさを保ちたい場合は、光沢タイプを選びましょう。
反射防止
反射の防止ができる液晶保護フィルムがあります。明るい場所でも画面が見やすいのが特徴で、光の映りこみを制御してくれます。また、指紋が見えにくくなったり、指の滑りが良くフリック操作がしやすかったりします。明るい場所にいることが多く、光の反射で画面が見づらくなるのが嫌な場合は、反射防止タイプを選びましょう。
上記のようにガラスフィルムも保護フィルムも、同じような機能がついている商品が存在します。
同じようなような機能であれば、どっちがいいのかなおさら決めづらくなりますが、それぞれのメリット、デメリットを確認して、どっちにするのか決めるのがいいがいいでしょう。
ガラスフィルムのデメリットに関しては、ケースに干渉するならケースを変える、ガラスフィルムを変えるなどの対策が可能です。耐久性能に関しては保護フィルムより優れているので、価格に無理がなければガラスフィルムをおすすめします。
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