こんにちは、iCracked Storeです。
今回はiPhoneの不具合としてよくある「リンゴループ」の原因を解明していきます。
リンゴループとは、
起動時の、中央にリンゴマークが出た状態から一切動かなくなってしまうことです
所謂『システムエラー』が発生してしまっている状態です
リンゴループの原因
ではなぜそのような不具合が起こってしまうのでしょうか?
代表的な例を4つ挙げていきます。
■ バッテリー劣化
バッテリーが激しく劣化すると、充電の持ちが悪くなるどころか起動不良を起こすようになります。
イメージとしては「起動するだけの電力がもうない」という具合です。
判別方法としては、
「充電ケーブルに挿すとリンゴループが始まるが、ケーブルを抜くとすぐに電源が落ちる」という症状の場合は、バッテリー劣化によるものの可能性があると言えます。
(※このまま放置していると、ケーブルを挿しても全く電源がつかなくなりますのでお気を付けください)
バッテリーの一般的な寿命は1年半から2年程です。
使用頻度や環境によって年単位での前後はしますが、3~4年以上バッテリー交換せずに使っているとこのような「バッテリー劣化によるリンゴループ」が発生することが稀にあります。
バッテリー交換であれば当店でも承っていますので(5800円~9800円)、お気軽にご相談ください。
■ 容量不足
所謂『ストレージ』の部分で、端末本体の保存容量のことです。
もうデータを保存できる容量がないと写真や動画などを撮ることも出来なくなりますが、
稀に長時間の動画や連続写真を撮っていると、容量が不足しているにも関わらずそれを保存してしまうことがあるようです。
すると本当は保存する場所がないのに保存しようとしてしまったiPhoneは、画面のフリーズを起こしたり、勝手に再起動をしてしまったり、最悪の場合はリンゴループとしてシステムエラーが発生してしまいます。
あとどれぐらい容量が残っているのかを定期的に確認して、もし少なくなってきたらデータの整理をしてみてくださいね。
■ バージョンアップデートの失敗
この失敗が起こる原因もいくつかありますが、
①容量不足
②OSのバージョンが古すぎる
③更新中の通信不良
などが挙げられます
上記の『容量不足』の状態でアップデートをしてしまった場合の多くはリンゴループになります。
端末側はアップデートをしたいのに、それが出来るだけの容量が残っていない…
処理できないiPhoneはやむを得ずシステムエラーを起こすということです。
OSのバージョンが「10」以下の場合も危険です。
今の最新のバージョンは『iOS 13.5.1』です(2020年7月8日現在)
この最初の数字が「10」よりも下の場合は、アップデートによる変化が大きくエラーを起こしてしまうことがあります。
『自動アップデート』の設定になっている場合は注意した方がいいかもしれません。
またバージョンアップをしている際に、
通信状況が不安定になったり、急にWi-Fiが切れてしまったりした場合にもリンゴループが起こることがあります。
この場合はPC経由で再度更新を行うと改善されることがあります。
もしご自宅にPCが無い場合は当店でサポートができます(3000円 / 30分)
こちらもお気軽にご相談ください。
■ 基板損傷
何か致命的な損傷によって「基板故障」が発生している場合もあります。
水没させてしまった、高所から落下させてしまったり様々な原因があります。
またそれが機種特有の症状である場合もあります。
iPhone 7の一部機種において、基板音声チップの劣化によって起こってしまう事がありました。
(その他「圏外病」と呼ばれる通信障害などもあります)
これらの症状は基本的には修理・復旧が出来ず、
Apple Storeにて本体交換をするしか方法がない場合があります。
実際にリンゴループになってしまったらどうすれば・・・!?
当店をはじめiCracked Storeにお持ちして頂ければ、
原因の究明や、復旧作業を試みることができます(iTechサポートというサービスになります)
作業を行う行わないは問わず、一先ずお持ち込み頂ければ
原因究明とその可能性、お見積りを無料で行わせていただきますので
お気軽にお持ち込み・ご相談ください。
iCracked Store
担当:O
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