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スマホを水没させてしまった場合の対処方法をステップで解説!症状がなくても点検するのがおすすめ
コラム 最終更新日: 掲載日:
スマホを水没させてしまった場合の対処方法をステップで解説!症状がなくても点検するのがおすすめ

ひと昔前なら、スマホを水没させてしまったら即アウト。ほとんどの場合は、データを諦めてスマホを買い替えるほかありませんでした。

しかし、近年のiPhoneには耐水性能が付加されており、水没させてしまった場合でもデータを復旧させられる可能性は高くなっています。

水没させてしまってもそのまま使えるケースもありますが、いったん水没させたiPhoneは後々にトラブルが発生するリスクもあります。

この記事では、iPhoneを水没させてしまった場合の対処方法を6ステップで解説します。

目次

iPhoneの防水性能

iPhone7以降のiPhoneには耐水性能が付加されており、飲み物をこぼしてしまったなどの場合でも端末を守ることができます。

iPhone 13
iPhone 13 mini
iPhone 13 Pro
iPhone 13 Pro Max
iPhone 12
iPhone 12 mini
iPhone 12 Pro
iPhone 12 Pro Max
深さ 6 m まで、最長 30 分間
iPhone 11 Pro
iPhone 11 Pro Max
深さ 4 m まで、最長 30 分間
iPhone 11
iPhone XS
iPhone XS Max
深さ 2 m まで、最長 30 分間
iPhone SE (第 2 世代)
iPhone XR
iPhone X
iPhone 8
iPhone 8 Plus
iPhone 7
iPhone 7 Plus
深さ 1 m まで、最長 30 分間

ただし、耐水性能は万能ではなく、通常の使用で耐性が低下する場合もあります。

耐水性能が付加されているからと過信せずに、iPhoneを水に濡らさないように気をつけておく必要がありますね。

iPhoneが水没しているかどうか確認する方法

iPhoneには「液体侵入インジケーター」が搭載されており、iPhone本体が水没しているかどうかを確認することができます。

液体侵入インジケーターはSIMカード挿入口の内側に設置されており、通常は白、またはシルバーですが、水没している場合は赤色に変化します。

iPhoneを水没させてしまった心当たりがなくても、ゲリラ豪雨などで衣類が濡れた際にポケットにiPhoneが入っていた場合、iPhoneが水没してしまうケースもあります。

  • iPhoneの電源が入らない・フリーズする
  • 画面表示がおかしい
  • 音声がおかしい
  • 動作がおかしい
  • iPhone本体が熱くなってしまう

などの不具合が発生している場合、iPhoneの水没が疑われますので、液体侵入インジケーターの状態を確認してみましょう。

iPhoneが水没してしまった場合に焦らず行う6ステップ

iPhoneを水没させてしまった場合も、焦らずに対処すれば大切なデータや端末を守ることができます。

ここでは、順を追ってiPhoneが水没してしまった場合の対処方法を紹介します。

①iPhoneの電源を切る

iPhone7以降には耐水性能が付加されており、水没させてしまっても電源が切れずに動作している場合も少なくありません。

しかし、内部に水分が混入した状態で通電していると、iPhoneを破損させてしまう可能性がありますので、そのまま使うのはおすすめできません。

水没させてしまったiPhoneは、まずは速やかに電源を切るようにしましょう。

②iPhoneに付着した水分をふき取る

iPhone表面に付着した水分はきれいにふき取っておきましょう。

カバーなどをつけている場合は外して、水分が残らないようにふき取っておくのがポイントです。

③iPhoneからSIMカードを抜く

SIMカード部分には金属端子が使用されており、水分が残ったままだと錆などの原因になってしまいます。

iPhoneからSIMカードを抜き、その際に液体侵入インジケーターが赤色になっていないか確認しておくようにしましょう。

④iPhoneを放置して乾燥させる

表面的に水分が見えなくなっても、すぐに電源を入れずに放置して乾燥させるようにしましょう。

iPhone内部に水分が混入してしまった場合、乾燥に時間がかかりますので、最低でも半日から1日は電源を入れずに乾かすのがおすすめです。

ただし、すぐに乾かしたいからとドライヤーを使用するのはNG!iPhone本体に熱を与えると内部回路が破損してしまう可能性もあります。

乾燥を速めたい場合、乾燥剤などを使用するのも有効です。

⑤iPhoneのバックアップを取っておく

自然乾燥が終わり起動させることができても、後々になってiPhoneに不具合が発生する可能性があります。

万が一の場合にデータを保護するために、iPhoneが動作している間にバックアップを取っておくようにしましょう。

⑥修理業者に点検を依頼する

水没させてしまったiPhoneが問題なく使えているように見えても、内部に水分が混入している可能性はゼロではありません。

iPhoneを水没させてしまった場合、体感できる不具合がなくても修理業者に点検を依頼するのがおすすめです。

iPhoneが水没した際のNG行動

iPhoneを水没させてしまったら慌ててしまいますが、慌てると状態を悪化させてしまう可能性もあります。

ここでは、iPhoneを水没させてしまった際に絶対やってはならない、NG行動の例を紹介します。

水滴を飛ばそうと振ってしまう

iPhoneを水没させてしまったら「水分を飛ばさないと!」と思って、iPhoneを振ってしまいがちです。

ただし、水分が内部に混入してしまった場合、iPhoneを振ると水分が内部に広がるだけですので、状態を悪化させてしまう可能性が高くなってしまいます。

乾いてないiPhoneを充電してしまう

水没させてしまったiPhoneを乾燥させる際には、半日から1日程度放置しておく必要があります。

長時間放置するからと充電ケーブルにつないだり、ワイヤレス充電器に置いたりすると、水分が残った状態で通電してしまうことになり危険です。

iPhoneの水没は保証対象外!信頼できる修理業者に依頼しよう

iPhoneを水没させてしまった場合、体感できる不具合がなくても修理業者に点検を出しておくのがおすすめです。

また、近年のiPhoneには耐水性能が付加されているため、水没して電源が入らなくなったiPhoneでも、データを復旧できる可能性はゼロではありません。

しかし、iPhoneの水没はAppleの保証対象外になりますので、購入から1年以内の端末でも保証修理を利用することはできません。

iPhoneを水没させてしまった場合は、iPhoneの故障対応やiPhone修理の経験が豊富なiCrackedにお任せください。

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